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手術室麻酔管理部門

手術室麻酔管理部門とは?

手術室麻酔管理部門は埼玉医科大学総合医療センター麻酔科5部門の中でも中心的な部門で、病院4階にある11の手術室と、2015年10月に完成した高度救急救命センター4階に増設された5の手術室の合計16室を管理している。短期間の研修でもバランスの取れた症例を経験することができるため、埼玉医科大学病院や埼玉医科大学国際医療センターの初期臨床研修医からも人気が高い。

知識と経験を兼ね備えた"オールマイティーな麻酔科医"の育成が当科のミッションであり、スタッフはその成長を温かい目で見守っている。

特徴

県内唯一の救急救命センター / 年間7,500例を越える手術件数 / オールマイティな麻酔科医の育成に尽力

麻酔科医の役割 古くて新しい末梢神経ブロック(peripheral nerve block:PNB)

手術室麻酔管理部門は年間7,500例を超える手術が行われているが、そのうちの80%以上(約6,600例)が麻酔科医による麻酔管理で行われている。埼玉医科大学総合医療センター麻酔科では、全身麻酔のみならず、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、PNBのありとあらゆる麻酔を手術患者さんへ提供している。

特に近年では、超音波ガイド下PNBに力を注いでいる。術後抗血栓療法の推奨により、硬膜外麻酔や脊髄くも膜下麻酔といったNeuraxial Anesthesiaが行いづらくなってきたが、PNBの導入により高齢者に対する不要な全身麻酔を避けることができ、患者さんの周術期における安全性向上に貢献している。複数の下肢のPNBを組み合わせた下肢手術麻酔や、上肢のPNBも取り入れ、若手・中堅スタッフを中心に質の高い周術期疼痛管理に取り組んでいる。

高度救急救命センター・ドクターヘリ

埼玉医科大学総合医療センターは、県内唯一の高度救急救命センターで、埼玉県全域から患者を受け入れている。さらに2016年1月に日本最大級となる高度救命救急センター新病棟がオープンし、手術室も5室増設となった。

これにより救急救命科による手術は年間900件で、外傷麻酔を中心とする重症管理を学ぶことができる。そして、麻酔科医がフライトドクターとしてドクターヘリに乗り込み、救急医療も支えている。急性期医療を学ぶために必要な体制は十分整っているので、ぜひ当院で急性期医療を磨いてもらいたい。

さらに当院脳神経外科では、米国で豊富な臨床経験を積んだ医師を中心として年間400例を超える開頭手術を扱っており、非常に多くの脳神経外科麻酔を行うことができる。低侵襲手術の開発により、多くの麻酔科医が開頭手術による脳神経外科麻酔を学ぶ機会が少なくなってきているが、当院では、その心配は無用である。

一人ひとりがブラックジャック

病院が必要とする麻酔科医師像はどのようなものか考えてみよう。外科医は自分の専門外の手術であれば、セカン ドオピニオンにより他施設へ患者さんを紹介することができるが、麻酔科医は専門外の麻酔だからといって他施設で麻酔を受けるように患者さんを紹介することはできない。麻酔科医は、患者さんの状態、外科医のニーズ、病院の方針などを加味しながら、患者安全性の保持に務めなければならない。そのためには、幅広 い医学知識と確実な麻酔技術が求められる。また、安全かつ安心できる周術期医療を 提供するためには、知識のみならずコミュニケーション・スキルの修得が必須である。埼玉医科大学総合医療センターでは、いかなる状況にも対応できる”オー ルマイティーな麻酔科医”を育成するため、尽力を注いでいる。

古い慣習を打ち破りつつも、よき伝統を守るために、常に変化し続ける医局であり続けることが、これからの医療に求められます。自分の生活に満足し、幸せな人生を歩むことができるために、可能な限りひとりひとりのニーズに合わせた教育環境を整備することが、教育スタッフの使命だと考えています。患者のことを第一に考え、患者を献身的に守ることのできる若い麻酔科医を育てられるよう。レジデントから教授まで一丸となって教育にあたりたいと考えています。



教育・研修について見る

スタッフ紹介

講師 鈴木 俊成

鈴木 俊成
Toshinari SUZUKI

准教授 日本麻酔科学会 指導医
麻酔科学 麻酔科標榜医
集中治療学 日本区域麻酔学会 評議員
周術期輸液

当院の手術室部門は、年々症例数も増加して来ています(現在年間約7000例)。何より症例のバリエーションが非常に豊富です。麻酔のスキルは、日々の臨床と様々な系統講義により自然と身に付きます。麻酔科専門医取得に向けても当然最適な環境です。
日々の臨床は少し忙しいですが、若い先生たちも定期的に入局し、楽しいレクレーションもたくさん行ってリフレッシュしています。女性医師もたくさんいて子育て支援も常にバージョンアップし、女性が働きやすい環境を常に考えています。
是非一緒に麻酔科医として働きましょう。いつでも見学大歓迎です。ラグジュアリーな医局で待っています。