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INTERVIEW サブスペシャルティ医インタビュー

インタビュー

01 麻酔科に興味を持ったキッカケと入局の決め手は?

入局を決めたのは、痛みの管理と全身管理をしっかり身に付けたいと思ったからです。

ペインクリニック部門

研修時、手術後を含む全身管理を必要とする集中治療に関わった際、どうしたら全身状態が改善に向かうのか、患者さんに必要なことは何なのかを考えました。当院は、手術後も麻酔科が全身管理を行なうGICUがありますので、手術後を見据えた管理を学べると思いました。

ICU部門

「産科麻酔科」このような科があることを知りませんでした。世界的にも有名な照井ドクターのもとで明確なミッションを掲げている川越周産期フェローシップは斬新で、幅広い周産期医療を一つの施設で学べ、確実なトレーニングができる点が魅力で応募しました。

川越周産期麻酔フェローシップ

私は周産期領域を専門としている産科医ですが、周産期医療を行う上で、麻酔は切っても切り離せない分野です。さらに、全身管理を行えるのは医師として最低限必要なスキルだと考えていますので、産科麻酔科という分野が確立されている当院当科に入局をしました。

産科麻酔科

02 レジデント時代の思い出は?

わからないことばかりでしたが、日に日に知識も経験もしっかり付いていくのを自覚できた日々でした。

ペインクリニック部門

自分が麻酔管理した患者さんを、手術後も診ることで、呼吸循環動態だけではなく、疼痛コントロールといった麻酔科特有の治療も時間経過を追いながら学ぶことができました。常に相談に応じてくれる上級医の先生や、他科の先生と治療方針を決めながら進めていくため綿密なコミュニケーションが大切だと感じました。

ICU部門

産科医から帝王切開になるかもしれないと一報が入った時、血小板数がすでに減少傾向の上に挿管困難もあり、麻酔方法と手術室入室時間の決定に苦慮しました。産科医・新生児科医・手術室と連絡を取り、刻一刻と変化する妊婦の状態を把握しながら、母児安全のため治療に介入し率先してマネジメントすることを学びました。

川越周産期麻酔フェローシップ

03 チャレンジしていることは?

エコーや透視のブロックをより正確に丁寧に行うことや、外来でのコニュニケーションの工夫などを模索しています。

ペインクリニック部門

抗菌薬の使い方からCHDFの使用方法など、集中治療に関わることは非常に多いため、 上級医の先生に相談しながら1つの症例をじっくりみて、自分のものに出来るように勉強中です。

ICU部門

PIHの周術期における最適な輸液管理の検討や、一般産科診療所、二次周産期施設での安全な妊娠・出産管理の考案など。
チーム医療の拡充と各種サブスペシャルティ専門医の取得。

産科麻酔科

サブスペシャルティ医の1日

6:00
起床
7:00
病院到着

麻酔準備

7:30
ICU回診

カンファレンス 麻酔準備

8:00
[ペイン]病院着
9:00
[ペイン]外来業務

(外来診察・エコーガイド下ブロック・
透視下ブロックなど)

17:00
[ペイン]終了